2016年8月7日日曜日

サスポール洞窟群、ニンダプク洞窟って所でロッククライミングしてきたよ!の巻。

岩山、やべぇぇぇぇぇえ!
相変わらずの存在感。
ちなみにここ、富士山の標高ぐらいです。
見えてる山は一体何メートルなんでしょうね。
そして海にいた頃から数えて一体何歳なんでしょうね。



果てしなく広がる砂岩。
山肌の模様は全部雨と風のセンス次第。
自然の彫刻を目の当たりにしながら、
やっぱり荒野を歩いてます。
もうね、ここ歩くのめちゃんこ楽しい。
誰もいない道。
聴こえてくるのは風と、太陽が地面を焦がす音。
あとは空と山だけ。
これはもうね、たまらんよまじで。



朝の9時頃にゲストハウスを出発。
目的地は5~6キロ先のサスポールという村です。
道は来た道とほとんど一緒なので迷う心配もないです。
あ、早起きの方は朝の7時頃にレー行きのバスがあるみたいです。
私は起きた時間が7時で諦めました。
それに乗った方が楽チンだけど、
歩く方が楽しいですよ、近いし。



途中通りかかる芸術性の高い学校。
やはりクオリティの高い朝礼をしております。
ピンクの制服とか、やはりただの学校じゃない…!
ここを越えるとアルチ村とさよなら。
アルチ村、いいとこだったなー、
多分アルチのゴンパはもっかい来ると思う。
変な補修される前にね。
行く予定の方はほんとに早めの来訪をオススメします。



さて、この日向かうのは
サスポール村のサスポール洞窟群。
ニンダプク洞窟と言う所です。
ここが結構マイナーな所なんですが、
壁画がとても素晴らしいという事で行ってみる事に。
アルチ村の外れから歩いて一時間半ほど、
サスポール村の集落に入る手前の道を左に入ります。
看板が本当に全くないので、
場所を聞きまくりながらの到着です。
そして分かってます、分かってますとも。
登るんですよね、上まで。



人類が誇る、最強の履き物ビーチサンダル。
小さな石が少ない摩擦係数を更に減らす!
ここの山は薄い酸素がどうとかよりも、
基本的にビーサンで登る所じゃないです。
ちゃんと靴持ってきてね、
観光客いないから落ちても見つけてもらえないからね。


登ること約10分。
足場がちゃんと階段になってる所に到着。
今気付いたけどトリコロールみたい。
いやね、ここすごいんですよ。
至るところで足場が崩壊。
洞窟はいっぱいあるんです。あるんですが、
行く為には足の長さが2メートルぐらい足りない。
しかも壁画が大した事ない。
ほとんどの壁画が顔の部分が削り取られて、
後から顔だけ描き直されてる所がほとんど。
これは命かけて洞窟ジャンプできないなあ。
と、がっかりしながら一つだけ扉付きの洞窟に入る。




大した事ないとか言って、
すいませんしたァァッ!
ここの中だけ、本当に素晴らしい壁画。
直径4~5メートル程の楕円形の洞窟。
そこの壁にびっしり、壁画。
アルチ村のゴンパも素敵だったけど、
サスポールの洞窟も負けてません。
ニンダプク洞窟…いいところだ…!



さて、壁画を見ていると時刻は11時20分。
レー行きのバスが12時ちょうど発なんですね。
下まで降りて、通りまで出るのに15分あれば行けそう。
じゃあ
この右の砦みたいなのも行けるかな?
案内の看板が全くないから、
何なのか全くわからん。
しかし、左の洞窟から右の砦まで直接の道はない。
道を降りて、また登ると時間的に厳しい。



ビーサンロッククライマーが爆誕した瞬間でした。
基本的に岩山なんですが、
砂みたいな細かい石がたくさんあって滑りまくります。
ギリギリまで大きい岩を伝って登って、
最後は気合いと根性。
登れましたけど、靴履いててもオススメしません。
ちゃんと登山道を通りましょうね。



そして着いた砦みたいな所。
相変わらず人っ子一人いません。
なんだろう、ここ。

眺めもめちゃんこいいし、
廃墟好きには城壁と岩山と空なんて反則です。
時間もないので、砦の中へ。

中は石がごろごろした廃墟。
多分だけど、昔の見張りの砦なのかな?
正直、もっと写真撮りたかったけどタイムアップ。
これより、下山する!
タイムリミットまであと15分。
インドのバスなんて、時間通りに来ないよ。
と、思ったそこのあなた。
前日アルチで降りてすぐに写真を撮った時間。
11時58分。
そこから1キロ程先にサスポールはあります。
まさかの時間通り運行。
インド恐るべしですね。



下山して、小走りで大通りまで。
近くのおばちゃんに

「レー行きのバスまだ行ってない?」

「まだ来てないからアプリコットあげるよ~」

おっけー、ありがとおばちゃん。
アプリコットを食べつつ、
日本の田舎を思い出す、井戸水冷やし。
ここでバスを待って、レーへと戻るのでした。
ちなみにバス代は90ルピーね。
結局バスは一時間ぐらい遅れてきましたけどね。
ま、楽しかったからおっけおっけ。



そんなこんなで戻ったレー。
荷物を預けてた宿はいっぱいで、
一泊500ルピーの部屋しか空いてないって言ってくる。
よーし、安宿探してやろうじゃないの。
しかし安くても300ルピーでベッドだけ。
みたいな所しかない。
30件ぐらい巡って、
200ルピーのドミトリーが最安でした。


そこ泊まろうかな、と思ってたら。
300ルピーでシングル、
トイレとシャワー別って言ってたおばちゃんが
「ドミで200?なら200にするから泊まっていきなよ」
って。

めっちゃ綺麗。
200のシングルはここの隣の建物なんだけど、
とても静かでWi-Fiも早いし問題なし。
そしてここもドミがあって、
一泊300ルピーでドミに泊まってる人には内緒だよ、って。
おばちゃんめっちゃいい人すぎる。
安宿探してる方はここオススメです。


さーて、明日はついにリベンジマッチしてきます。
さあ、どうなることやら。
ほいじゃばね~


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