2016年8月13日土曜日

ヌブラ渓谷のデスキットで雨と戯れてみたよ、の巻。

拝啓、インドの北の果てからこんにちは。
ここはレーから約100キロ程北、
ヌブラ渓谷のデスキットと呼ばれる所です。
もうほんの100キロ程で
パキスタンとか中国とかの国境ですって。
まあ所詮は人の引いた国境線。
この雄大な自然から見たら些末なものです。
今回はそんなヌブラ渓谷を旅してみたよ!の巻。



ヌブラ渓谷。
相変わらずローカルバスで行くつもりが、
パーミットが取れなくて2日程レーに足止め。
このパーミットってのが曲者で、
ラダックの特定エリアに入る為には取得が義務付けられてまして、
有効期間は一週間。
レーの旅行代理店で700ルピーで取れます。
しかし、パーミット申請には二人以上という制約があって、
旅行代理店によってはパーミット申請の客が来なくてパーミット取れない。
なんてこともあります。


パーミットも二回以上の申請になると、
延長という扱いになって、
400ルピーと安くなります。
取得に関しても、延長の申請にも二人以上必要なのかもですが、
今回は二日かかりました。
予定は皆様ゆったりめにどうぞ。



そんなこんなで取れたてのパーミットを握りしめながら、
向かったのはレー中心部から10分程のポログラウンド。
ここからヌブラ渓谷までシェアジープが出てます。

シェアジープ、で思い出すダージリンの11人乗り。
今回はこの車で、
助手席に子供2人とお母さん。
その後ろの座席に4人の大人。
最後尾に私含め大人3人。
さあ、運転手含め11人でヌブラ渓谷へ向かいますか。
朝の7時頃から人を集め始めてて、
お値段は400ルピー。
ローカルバスが無い日も運行してるので、
お好きな方をどうぞ。



ヌブラ渓谷までの道は、
最初の25%アスファルト、
50%でこぼこ道、
後半25%アスファルト、
といった感じです。
途中、


世界で一番標高が高い道路を通過。
レーに来てからトップ3を全てコンプリート。
まあ見上げれば5000メートルの山とこんにちはですからね。
高所で飲むチャイは格別。あとリンゴも。



ちょっとまったりしていると
あれ?ローカルバスじゃね?
おい、今日休みって言ったやつでてこい。
まあローカルバスだと頂上でゆっくりできないからね、
カルドゥンラをゆっくり楽しみたい方はローカルバスじゃない方がいいですよ。



8時に出発したシェアジープは峠を越えてヌブラ渓谷へ。
途中11時頃に朝ごはんだ!と声がかかって停車。
朝ごはんはベジトゥクパ。
コシの少ないラーメンみたいなものです。
お値段90ルピー、美味しいよ。

この子供達が助手席にお母さんと3人で座ってる訳ですが、
道中完全に爆睡でした。
首が完全に曲がっちゃいけない方を向きながらの爆睡。
ラダックの子供達は強いです。
そんなテーブルに
誰の誕生日だよ!ってぐらい大量のチャパティ。
わざわざレーから持ってきた人が居たみたいで、
全員に3枚ずつ配られる。
リンゴといい、チャパティといい、
シェアジープはこれだから面白い。
満腹感に包まれながら出発。



ちょうど12時頃にデスキット到着。
デスキット、名前がいいよねデスキット。
なんかこう、はみ出てる地の果て感。
相変わらずヌブラ渓谷の事は何も調べてないので、
とりあえずデスキットのゴンパにでも行こうかなと。
シェアジープ降りた所から歩いて20分ぐらいかな?
ゴンパの入り口まで到着。


そして降り始める雨。
あれ、デスキットに歓迎されてない感じ?
とりあえずゴンパは諦めて、近くのゲストハウスに避難。

あら、めっちゃ綺麗。
二人で700ルピーだけど、一人なら500でいいよって。
高いけど雨の中歩きたくないっす。
と言うわけで宿決定。



しかし雨が止まない。
天気も良くなければ眺めも良くない。
小降りになったタイミングで外に出るも、
日曜だからなのか、やってるお店が少ない。
デスキット唯一のレストラン?
日曜にやってたのはここだけかな。
欧米の人が多すぎて入る気にならず。
ご飯どうしようか悩んでいると、
路上で野菜を売ってるおばちゃん達発見。
今日のご飯はじゃああれにしよう。
基本的におばちゃん達は個売りに対応してません。
この玉ねぎいくら?
って聞くといいよ、持ってけ持ってけ!
ってなるおばちゃん達素敵。
今日はネギたっぷりラーメンに決定!

デスキットだけじゃなく、
ヌブラのほとんどは電気が夜しか来ません。
夜の7~11時ぐらいまでかな?
その間に私の電熱器がラーメンを温めるッ!
大変美味しくできました。
日本でもあるのかな、このコンセントにつないで使うタイプの電熱器。


デスキット初日はこんな感じで更けていくのでした。
風景の写真撮ってねえ。
次回はゴンパに行くお話と忘れてたインドのお話。
ほいじゃばね~





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