この雄大な自然からの恵み…プライスレス！の巻。

ラダック地方レーからお送りしてます当ブログ。
続々とメインバザールが友達だらけになってく毎日、
プライスレスですねぇ。

彼はジュース屋さんの常連さん。
レーはホコリがインド最強に多いので、
喉が弱い私の声は常に二日酔い＆徹夜明け状態です。

そんな時に勧められたここのマンゴーシェイク。
飲んだ瞬間に広がるマンゴー祭り。
上に乗ってるバニラアイスがまたナイス！
ここのスタッフが面白くて、

マンゴー最高だよ！めっちゃうまいよ！

って褒めるとテレるお兄ちゃん。
これを飲むと喉が20分だけ楽になるので、
喉がヤバイ時にオススメ。お値段60ルピー。
今日は色がすごくて躊躇したストロベリーにチャレンジしてきます。



ほんとにレーのホコリは危険なレベルでして、
写真を撮ろうとしてもホコリって難しい。

今の時期、雨も降らないから砂ぼこりがエンドレス。
走る車はみんなジープのサイズで、
遠慮なくホコリを巻き上げてくれます。


お店の人もよせばいいのに、
お店の前を箒で掃いたりしてます。
街中でホコリの押し付け祭りですね。
掃いたホコリが隣の店の商品に付く、
それを掃除すると隣の…以下無限ループ。
そんなお茶目な街です、レー。



あと今の時期、ヤツが降臨してます。
この砂ぼこり祭りに遠慮なく降りしきるアイツ。

この白くてふわふわしたもの。
こいつが街を覆い尽くしてます。

なんでしょうね、これ。
ホコリの集合体かと思ってたら、
コットンの花だそうです。
木綿の木が街にたくさんあって、
今の時期一気に花が咲くんですね。
それが、
砂ぼこりと合体、集合、さらに飛散して、
私の屋台フードに直撃してくる訳です。
もうご飯を食べてるのか、
コットン入りの何かなのか。
そんな横を子供が走り回ってわき上がる白い風。
ええ、私はげんきです。


ちょっと風が吹くと、屋台の屋根に降り積もったコットン達がわらわらと降ってくる様はちょっとしたコントみたいです。
この時期の風物詩。ぜひ体験して下さい。

街中には立派な木綿の糸を売ってるお店もあります。
これだけコットンが飛んでいれば多分品質はいいと思われます。
木綿屋のおっちゃんも面白くて好き。



そんなホコリのメインストリートで曜日限定なのか屋台が出ます。
私がいつも食べるのは宿の近くの屋根つき屋台。

曜日限定の屋台は完全ノーガード。
売ってるのはマトンの焼き肉です。
これをチャパティに巻いてロールみたいにして食べるっぽい。

コットン？焼けば香ばしさが出るだろう？

彼の力強い眉毛がそう言ってます。
最近お肉食べなくても大丈夫な私。
欧米の人が群がってたから、多分美味しいんだろうな。
お肉好きな人は香ばしさをぜひ体験して下さい。

ホコリまみれの街でもおばちゃん達は外でパン食ってる。
写真撮っていいよ、って言われて撮っても、
関係ないオッサンが100ルピーよこせ！とか言う。
で、オッサンも撮ってあげるとめっちゃ喜ぶ。
これ、逆に100ルピー請求していいかな？
最後はジュレー(ナマステみたいに万能な挨拶の言葉)って言って、さよなら。
ここの街ってなんて言うんだろ、
人との距離がめっちゃ近い。
それが苦手な人もいると思うけど、私は大好き。
体調悪くて街に長居してて良かった。



しかし体調は良くありません。
風邪が長引いているのか、
埃で喉がやられてるのか、
酸素が薄いせいなのか、
多分全部が一気に来てますね。
一番辛いのが街を歩いている時、
息を吸うタイミングでホコリが舞っていると、
酸素薄い＋ホコリ効果で一時的に酸欠みたいになります。
これが不意打ちみたいに来るのでかなりきつい。
それがしばらく続くと酸欠からの頭痛でしょうか、
頭が痛くなってきます。
今日は荒療治で、ちょっとした山の上のレー王宮まで登ってみます。
厳しい環境には厳しさで対応ですね。

ここのWi-Fiは鼻から出ます。
ほいじゃばね～



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