新潟の飲み会の開始時間まではあと9時間。
現在地は岐阜県白川郷の手前、
飛騨河合パーキングエリア。
とても小さな河合パーキングエリア。
駐車場が20台ぶんと、
トイレと自販機だけの簡単な設備。
そしてめっちゃ山奥。
標高も高い上に空も曇ってきて、
絶賛凍え始めるインド帰りの私。
インド帰りで厚手の服なんて持ってないぜ…!
肝心のパーキングの様子を一切撮ってない。
それどころか小雨も降ってくる切なさ。
朝の快晴、カムバック!
祈るようにヒッチハイク開始!
すると困った事態に。
この東海北陸自動車道は名古屋から北陸自動車道に繋がる高速道路で、
停まってる車のナンバーは東海地方のナンバーが圧倒的に多かったんですね。
停まってくれる車は全て、
白川郷までならいいよ?
という、短距離オンリー。
白川郷の手前のパーキングなので、
乗ってしまうと一度高速を降りる事になる。
高速の入り口ではやりたくないし、
そもそも高速を降りたくもなくて断っていたけど、ふと気付いてしまいます。
あ、ここ北陸に抜ける車めっちゃ少ねえ。
東海地方から北陸に行く車よりも、
東海地方から白川郷に行って帰る車が圧倒的に多い。
これは…ここのパーキングはとても危険だ。
一刻も早く抜け出さないと!
確か10時頃から始めたヒッチハイク。
震えながら13時過ぎにやっとゲット。
インド帰りの薄着の不審者が山奥のパーキングで震えながらヒッチハイクして3時間なら早い早い!
乗せてくれた天使のようなご夫婦。
車内も暖かくてここはまるで天国ですか。
ご夫婦は金沢に向かうみたいで、
北陸道に入って金沢方面の最初のパーキングエリアまで乗せてくれる事に。
向かう道中もとても楽しく、
あっという間に小矢部川SAに到着。
お礼を言ってお別れしたら、
金沢方面行きのSAから降りて富山方面行きのSAまで歩いて向かう。
歩いて10分ぐらいだったかな?
到着したらすぐヒッチハイク開始!
ちょうど喫煙コーナーの前でヒッチハイクをしていた私。
15分ぐらい立っていると、
おっちゃんが話しかけてきます。
「どこ行くの?新潟?」
「途中までで良かったら乗る?」
これは逆ヒッチハイクと呼ばれる現象です。
お願いします!と言うと、
「ちょっとみんなに聞いてみるから待ってて!」
グループで来てる人みたいで、そこで待つこと3分。
突如、私の目の前に停まるマイクロバス。
おっちゃんが「おまたせ!」って言ってる。
ええと、バスのヒッチハイク成功!
よくわからないけど、
神様と修造がまだ諦めんな!
ってたぶん言ってる!
車内は既に大盛り上がり。
岐阜からの消防団の方達の旅行だそうで、
ビールとおつまみが乱れ飛んでいる素敵な車内。
消防団の屈強なメンズ達と熱く語り合い、
気がつくと、
もう降りる所かよ!
固く握手を交わし、富山県魚津市の有磯海SAで降ろしてもらう。
語り合えば、もう戦友だよね。
いつかまた逢おう!戦友(とも)よ!
陽もかなり落ちてきてる。
ここまで来たら、いくっきゃない!
頼む、飲み会があるんや…!
空が暗くなりかけた頃、一台の車が停まる。
「糸魚川までなら…」
「喜んで!」
長野方面に向かうご家族の車をゲット!
家族旅行の1ページにインド帰りの私でいいのかしら。
と、思っていたら、
「うちの息子ね、バックパッカーになるのが夢なんですって。」
な、なんだって…!
私もバックパッカーの端くれ。
ならば未来の旅人へ、伝えよう旅の心意気。
「いいかい?まずは青春18切符っていうすごい切符があってね…」
キラキラと輝くあどけない少年の瞳。
その奥の何かに火が付いた、そんな気がしました。
小学生で夢はバックパッカー、いいよね。
いつか旅先で出会えたりしたら最高に素敵だよね。
そんな話をしていると、奥さんもベトナムに行きたい!
と言い始める素敵な家族。
ベトナム、いいよね。
ブンボーフエの謎の肉が時々食べたくなるよね。
バックパッカーの話と、ベトナムの話であっという間に糸魚川に到着。
ITOIGAWA!ひゃほう!!
お礼を言ってまたね!
またいつか会える予感がする、素敵な家族でした。
18切符とベトナムのお話楽しみにしてまーす!
そして糸魚川までのルート。
ここで完全に空が真っ暗になったので、
これにて!ヒッチハイクは完了!
あとは電車で六日町という場所を目指します。
糸魚川の駅はかなーり進化してまして、
いつの間にか駅舎も新しくなってる上に、
新幹線も走ってるんですって。
元々新潟県の中でも糸魚川を境にJR西日本とJR東日本が分かれてる不思議な所です。
途中犀潟からほくほく線に乗り換え。
電車の中は爆睡して、いざ。
かーんぱァァァァァィッ!!
ヒッチハイクの後の酒は旨いぜ!
おかげで飲み会にも間に合い、
道中の素敵な方達にも会えた楽しい旅になりました。
乗せてくれた方、声をかけてくださった方、
本当にありがとうございました!
いやー、ヒッチハイク楽しかったなー。
ほんとに、いい人っていっぱいいますねえ。
天使みたいな、妖精みたいな?
次回はそんな妖精みたいな物が写ります。
お楽しみに。
ほいじゃばね〜
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現在地は岐阜県白川郷の手前、
飛騨河合パーキングエリア。
とても小さな河合パーキングエリア。
駐車場が20台ぶんと、
トイレと自販機だけの簡単な設備。
そしてめっちゃ山奥。
標高も高い上に空も曇ってきて、
絶賛凍え始めるインド帰りの私。
インド帰りで厚手の服なんて持ってないぜ…!
肝心のパーキングの様子を一切撮ってない。
それどころか小雨も降ってくる切なさ。
朝の快晴、カムバック!
祈るようにヒッチハイク開始!
すると困った事態に。
この東海北陸自動車道は名古屋から北陸自動車道に繋がる高速道路で、
停まってる車のナンバーは東海地方のナンバーが圧倒的に多かったんですね。
停まってくれる車は全て、
白川郷までならいいよ?
という、短距離オンリー。
白川郷の手前のパーキングなので、
乗ってしまうと一度高速を降りる事になる。
高速の入り口ではやりたくないし、
そもそも高速を降りたくもなくて断っていたけど、ふと気付いてしまいます。
あ、ここ北陸に抜ける車めっちゃ少ねえ。
東海地方から北陸に行く車よりも、
東海地方から白川郷に行って帰る車が圧倒的に多い。
これは…ここのパーキングはとても危険だ。
一刻も早く抜け出さないと!
確か10時頃から始めたヒッチハイク。
震えながら13時過ぎにやっとゲット。
インド帰りの薄着の不審者が山奥のパーキングで震えながらヒッチハイクして3時間なら早い早い!
乗せてくれた天使のようなご夫婦。
車内も暖かくてここはまるで天国ですか。
ご夫婦は金沢に向かうみたいで、
北陸道に入って金沢方面の最初のパーキングエリアまで乗せてくれる事に。
向かう道中もとても楽しく、
あっという間に小矢部川SAに到着。
お礼を言ってお別れしたら、
金沢方面行きのSAから降りて富山方面行きのSAまで歩いて向かう。
歩いて10分ぐらいだったかな?
到着したらすぐヒッチハイク開始!
ちょうど喫煙コーナーの前でヒッチハイクをしていた私。
15分ぐらい立っていると、
おっちゃんが話しかけてきます。
「どこ行くの?新潟?」
「途中までで良かったら乗る?」
これは逆ヒッチハイクと呼ばれる現象です。
お願いします!と言うと、
「ちょっとみんなに聞いてみるから待ってて!」
グループで来てる人みたいで、そこで待つこと3分。
突如、私の目の前に停まるマイクロバス。
おっちゃんが「おまたせ!」って言ってる。
ええと、バスのヒッチハイク成功!
よくわからないけど、
神様と修造がまだ諦めんな!
ってたぶん言ってる!
車内は既に大盛り上がり。
岐阜からの消防団の方達の旅行だそうで、
ビールとおつまみが乱れ飛んでいる素敵な車内。
消防団の屈強なメンズ達と熱く語り合い、
気がつくと、
もう降りる所かよ!
固く握手を交わし、富山県魚津市の有磯海SAで降ろしてもらう。
語り合えば、もう戦友だよね。
いつかまた逢おう!戦友(とも)よ!
陽もかなり落ちてきてる。
ここまで来たら、いくっきゃない!
頼む、飲み会があるんや…!
空が暗くなりかけた頃、一台の車が停まる。
「糸魚川までなら…」
「喜んで!」
長野方面に向かうご家族の車をゲット!
家族旅行の1ページにインド帰りの私でいいのかしら。
と、思っていたら、
「うちの息子ね、バックパッカーになるのが夢なんですって。」
な、なんだって…!
私もバックパッカーの端くれ。
ならば未来の旅人へ、伝えよう旅の心意気。
「いいかい?まずは青春18切符っていうすごい切符があってね…」
キラキラと輝くあどけない少年の瞳。
その奥の何かに火が付いた、そんな気がしました。
小学生で夢はバックパッカー、いいよね。
いつか旅先で出会えたりしたら最高に素敵だよね。
そんな話をしていると、奥さんもベトナムに行きたい!
と言い始める素敵な家族。
ベトナム、いいよね。
ブンボーフエの謎の肉が時々食べたくなるよね。
バックパッカーの話と、ベトナムの話であっという間に糸魚川に到着。
ITOIGAWA!ひゃほう!!
お礼を言ってまたね!
またいつか会える予感がする、素敵な家族でした。
18切符とベトナムのお話楽しみにしてまーす!
そして糸魚川までのルート。
ここで完全に空が真っ暗になったので、
これにて!ヒッチハイクは完了!
あとは電車で六日町という場所を目指します。
糸魚川の駅はかなーり進化してまして、
いつの間にか駅舎も新しくなってる上に、
新幹線も走ってるんですって。
元々新潟県の中でも糸魚川を境にJR西日本とJR東日本が分かれてる不思議な所です。
途中犀潟からほくほく線に乗り換え。
電車の中は爆睡して、いざ。
かーんぱァァァァァィッ!!
ヒッチハイクの後の酒は旨いぜ!
おかげで飲み会にも間に合い、
道中の素敵な方達にも会えた楽しい旅になりました。
乗せてくれた方、声をかけてくださった方、
本当にありがとうございました!
いやー、ヒッチハイク楽しかったなー。
ほんとに、いい人っていっぱいいますねえ。
天使みたいな、妖精みたいな?
次回はそんな妖精みたいな物が写ります。
お楽しみに。
ほいじゃばね〜
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