2016年6月16日木曜日

激戦!ネパール国境防衛戦~闇夜からの迷走~密着24時!の巻。

前回までのあらすじ。
標高2000メートルのダージリンから駆け降りて、
ふもとのスィリグリーの暑さにうんざりして、
国境の街パニタンキからテンション上げて、


いざ、ネパールのイミグレへ!


ネパールさんこんにちはー!
ネパールのイミグレ到着。
ここでネパールのアライバルビザの15日を取ります。
25ドルか同額のルピー支払い。
写真が一枚必要だったので、くっしゃくしゃの証明写真渡して完了。
ここの警備員のノリが最高に意味不明で面白いです。
普通は写真だめなイミグレ。
ノリノリかよ!
ここの家族から飴ちゃん貰ったんだけど、
完全にご機嫌な警備員。
なんならアライバルの申請用紙も書いてくれそうな勢いなので、来られる方は彼と楽しんで下さい。


一応ダージリンからスィリグリー経由でカカールビッタまでの所要時間も載せときまーす。
朝の8:45にダージリン出発。
乗り合いジープでスィリグリーまで。
スィリグリー到着が12:30。
ローカルバスでネパールとの国境の街パニタンキまで。
パニタンキ到着が14:30ぐらい?50ルピー。
あとは国境までゆっくり歩いても20分かかんないぐらい。
行かれる方は参考にしてくださーい。


さあて。
来ちゃった、ネパール。
みんなすごくいい所って口を揃えて言う国、ネパール。
インドから来ると天国のようだって言われるネパール。
美味しい食事と、ヒマラヤの絶景が私を待っている!


まずはご飯。
ダージリン出てからモモを食べただけで、完全に空腹です。
屋台でチョーメンを注文。
こ、これはッ!!
う、う、う、ううううまいぞーーーー!!!
思わず味皇先生になってしまう美味しさ。
麺が太めで卵との味わいが素敵。お値段75円ほど。
国境の街カカールビッタではインドルピー、ネパールルピーどちらのお金も使えます。


さーて、お腹も満ちた事だし、と。
カトマンズ行きのバスのチケットを買いに向かいます。
カトマンズ行きのバス。
全くいい話を聞きません。
バスが遅れる、道が悪いってのは当たり前で、
長時間なのに振動が凄まじくて寝れない、謎の荷物の積み降ろしがうるさい、もしくは臭う。
等の書き込みがネット上で散見されます。
こういう時は高いバスでハズレを引いてがっかり、よりも。
安いバスで散々でも、諦めつくっしょ!派の私。
迷わず最安値バスをセレクト。
しかし最安値バスは最終便が出たとのこと。
名前だけのデラックスバスかよ…と、思ってたら
 あれ?
あれれれ?
ちょ、すごいじゃん、デラックスバス!
と思ったあなた、ネパールをわかってません。
シートピッチが日本の路線バスぐらいの間隔。
おまけにWi-Fiない、ファン回んない、電源使えない。
まあそんなもんよ、デラックスなんて。
この辺りはほんとインドと一緒。
ちなみに
一番安かったのって、まさかこのバス…?
知らない方が幸せな事って、多分あると思うんだ。


ネパール時間の16:30に出発。
到着時間を聞くと人によって12~15時間と、ばらつきがある所も怖い所ですね。
途中、人と荷物を積みまくって行くよー。


ネパールの道はでこぼこ。
バスもサスペンションが弱いのか、
路面状況をダイレクトに伝えてくれる。
最初はエンドレス&大音量のネパール音楽から始まって、そのあとはインド映画。
そこまで酷くない道を4時間程走って休憩。
屋台でご飯食べて、トイレ行って、30分くらいかな?
その後は車内の電気が落ちて夜モードに。
映画は相変わらず大音量で流れてるけどね。
人間、どこでも寝れるようになるもんです。
しかし、映画も終わって車内を静寂が包み始め、
寝息も聞こえてきた深夜1時頃。
ガタガタガタ…ドゴォォン!!
かつてない衝撃が路面から伝わる。
未舗装ゾーンに突入。しかも雨まで降ってきた。
寝れるかどうかじゃない、席に座ってられるかどうかレベル。
そこを2時間ほど耐えているとバスが停車。
タバコ休憩かな?と思っていると、全然動かない。
どうやら渋滞しているみたい。
運転手、諦めて爆睡。
この隙にと、みんな寝始める。


明るくなってきた車内で目を覚ます。
なにかの事故渋滞なのかな、まだ動かない。
7時頃にやっと動き出す。
人間の適応力はガタガタの道でも一晩で寝れるようになるからすごい。
途中3回ぐらいジャンプしながら朝ごはんの休憩ポイント到着。
何も食べずにひたすら寝る。


そうこうしてるうちに段々舗装も良くなって、街っぽくなってくる。
ちょうど12時にカトマンズのバスターミナル到着。
って、20時間もバス乗ってたの!?
そりゃ
ウェットティッシュの一拭きでこうなるわ。
窓からの直風に当たり続けた20時間。
割と真面目に肺へのダメージを考えました。
マスクした方がいいね、これはほんとに。


あとバスのトランクに入れてたバックパックは何故かずぶ濡れになってました。
ずぶ濡れだけならまだしも、積み荷に肥料系のものがあったのでしょう。
バックパックから香る豊穣のかほり。
宿に着いて真っ先にしたのはバックパックの洗濯!
ネパールのバスに乗られる方はそれなりに覚悟してお越し下さい。


さーて、次はネパールの美味しいグルメのお話ですよー!
日本食がとにかく多い!うまい!
明日は何食べよっかな~。
ほいじゃばね~!


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