やっほー。今はマナリの北3キロ程の所にあります、
バシスト村という所で温泉三昧の日々です。
お湯がめちゃんこ熱いんだけど、
平気な顔して入るインド人達。
着色料万歳ですね。
さーて、今回は4年前、過去のインド旅の記事です。
ええ、バシストでのんびりし過ぎててネタがない切なさ。
前回の過去旅の記事はこちら
過去旅の一番最初の記事はこちら
写真のデータは今デリーなので、
デリーに戻ったら写真追加しときまーす。
写真追加しました！
インド初日、というか着いて数時間で巻き込まれる悪徳業者の罠。
僕らは次の日も果敢に戦ったんだ…！
それでは前回のラストから3時間後、朝の7時からスタートです。
インドで迎える初めての朝。
フロントからの電話で叩き起こされる最悪の目覚め。
電話に出ると
「運転手来たから早く降りてこい」
って多分言ってる。
朝の4時ぐらいにホテルまで連れてきた運転手が、
何事もなかったかのように7時に迎えに来てる。
いろいろ突っ込みたかったけど、とりあえず朝食食べてから車に乗ることに。
窓の外には鳩。
平和の象徴よ、もっとこちらを照らしておくれ…
しかし窓きったねえ。
朝食が悔しいけどうまい。
運転手が俺の事はKPと呼んでくれ。
って言い始める。なにそれかっこいい。
とりあえず車に乗り込み、デリー市内の観光へ。
割とKPはフレンドリー。
昨日は暗くてよくわかんなかったけど、
悪そうな奴っぽくは…ない、かな？
適当な日本語講座をしつつ、車はデリー市内をひた走る。
明るくなると見えるもの。
道の汚なさ。
人の多さ、車の多さ。
なんだろう、ほこりっぽさ。
明るくなったせいか、数時間前の危機は遠くに行ったような気がする。
そこに地面を這いずって車に近付いてくる男を発見。
脚が悪いのか、ものすごい交通量の道を這いずって近付いてくる。
そして車は信号待ち。
男は私の前まで来ると、
窓をバンッって叩いて、手を出してくる。
物乞い、って言葉は知ってたけど、こんな風に来るのかよ物乞い！
その時の物乞いの目がすごく鋭くて、そこから物乞い恐怖症になります。
そういえばKP、今日はどこに観光に行くんだい？
デリー3日間、ホテルと観光がついて8000ルピーという契約だったはず。
するとKPはこう言います。
今日は俺のボスに会わせてやるよ！
いえ、ノーサンキューです。
でもやっぱり着いた先は数時間前の旅行会社。
出迎えてくれたボスは、
これまた怪しげな太ったおっさん。
しかしでかい。喧嘩になったらこれは勝てないなあ、と思いながら椅子に座る。
すると、
「いやー、おつかれさま！君たちはどこに行きたい？デリーで3日はもったいなくない？」
めっちゃ日本語うめぇよボス。
いや、これは罠だ！
こいつらは悪徳業者で、もっと長いツアーを組んで出来る限りお金をむしりとるつもりなんだ！
という事で、完全に無視。
すると日本語で
ここはすごくいい旅行会社でした！
とか
お世話になりました！
とかいっぱい書いてあるノートを見せられる。
適当に読んでいると、何やら話が進み出す。
じゃあデリー観光はキャンセル、返金して、
ジャイプールとアグラまで車で行ってホテルも付いて、
バラナシ、ブッダガヤまでの電車のチケットと、
ブッダガヤからデリーまでの電車のチケットがあればいい感じかな？
じゃあ23000ルピーでいいよ！(当時のレートで39100円ほど)
って、めっちゃ具体的に話が進んでる！
しかし、２週間という限られた時間の中で行きたい所に全部行けるかと言われたら自信はない。
ここで恐ろしいのは物価がまるでわからない、という所。
朝のホテルでも100ルピー渡して水を２本買ったんですが、通常２本で40ルピーです。
要はいくらぼったくられてるかすら分からない、ということ。
そんな状態で高額なツアーとか組んじゃダメ！
これはどうすっかなーと。
そこで思い付きますぺかるさん。
帰りの飛行機の便を変更したいから、
デリーのHISに連れてってくれ！
と。
日本のHISのデリー支店、ここでおんなじぐらいのツアー組んでみて、値段出してみれば適正価格かわかるんじゃね？と。
とりあえずボスにHIS！HIS！と連呼して、なんとか連れてってもらえることに。
デリーの中でも悪名高いコンノートプレイス。
その裏通りのでこぼこ道を進んだ先の２階にHISデリー支店はあります。
なにこの裏通り。
怪しすぎやろ。
とにかくそこで単刀直入に聞いてみる。
「これこれこういう事情で、こんな感じのツアーなんだけどHISでやったらいくらになる？」
完全にスタッフ困り顔です。
しばらく電卓を叩くスタッフ。
「ざっとですが、うちでやると28000ルピーぐらいになると思います。」
あれ？悪徳業者の方が安くね？
そしてダメ押し。
「今の時期は電車のチケットも取りづらいので、旅慣れていないのならツアーで行くのもいいと思います。」
チケットが取れないのは本当。
でも外人専用窓口の存在を知ってる今は鼻で笑っちゃうけど。
とりあえず、
HISより安い
電車のチケットはやはり取りづらい
それなら…契約しちゃう？
という事でめでたく成約！
事務所に戻って、そしてそのまま怪しげなKPとの珍道中が始まるのです。
彼はいい奴に見えてやっぱり…
次回はジャイプール編の更新です。
そいじゃばね～
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バシスト村という所で温泉三昧の日々です。
お湯がめちゃんこ熱いんだけど、
平気な顔して入るインド人達。
着色料万歳ですね。
さーて、今回は4年前、過去のインド旅の記事です。
ええ、バシストでのんびりし過ぎててネタがない切なさ。
前回の過去旅の記事はこちら
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写真のデータは今デリーなので、
写真追加しました！
インド初日、というか着いて数時間で巻き込まれる悪徳業者の罠。
僕らは次の日も果敢に戦ったんだ…！
それでは前回のラストから3時間後、朝の7時からスタートです。
インドで迎える初めての朝。
フロントからの電話で叩き起こされる最悪の目覚め。
電話に出ると
「運転手来たから早く降りてこい」
って多分言ってる。
朝の4時ぐらいにホテルまで連れてきた運転手が、
何事もなかったかのように7時に迎えに来てる。
いろいろ突っ込みたかったけど、とりあえず朝食食べてから車に乗ることに。
窓の外には鳩。
平和の象徴よ、もっとこちらを照らしておくれ…
しかし窓きったねえ。
朝食が悔しいけどうまい。
運転手が俺の事はKPと呼んでくれ。
って言い始める。なにそれかっこいい。
とりあえず車に乗り込み、デリー市内の観光へ。
割とKPはフレンドリー。
昨日は暗くてよくわかんなかったけど、
悪そうな奴っぽくは…ない、かな？
適当な日本語講座をしつつ、車はデリー市内をひた走る。
明るくなると見えるもの。
道の汚なさ。
人の多さ、車の多さ。
なんだろう、ほこりっぽさ。
明るくなったせいか、数時間前の危機は遠くに行ったような気がする。
そこに地面を這いずって車に近付いてくる男を発見。
脚が悪いのか、ものすごい交通量の道を這いずって近付いてくる。
そして車は信号待ち。
男は私の前まで来ると、
窓をバンッって叩いて、手を出してくる。
物乞い、って言葉は知ってたけど、こんな風に来るのかよ物乞い！
その時の物乞いの目がすごく鋭くて、そこから物乞い恐怖症になります。
そういえばKP、今日はどこに観光に行くんだい？
デリー3日間、ホテルと観光がついて8000ルピーという契約だったはず。
するとKPはこう言います。
今日は俺のボスに会わせてやるよ！
いえ、ノーサンキューです。
でもやっぱり着いた先は数時間前の旅行会社。
出迎えてくれたボスは、
これまた怪しげな太ったおっさん。
しかしでかい。喧嘩になったらこれは勝てないなあ、と思いながら椅子に座る。
すると、
「いやー、おつかれさま！君たちはどこに行きたい？デリーで3日はもったいなくない？」
めっちゃ日本語うめぇよボス。
いや、これは罠だ！
こいつらは悪徳業者で、もっと長いツアーを組んで出来る限りお金をむしりとるつもりなんだ！
という事で、完全に無視。
すると日本語で
ここはすごくいい旅行会社でした！
とか
お世話になりました！
とかいっぱい書いてあるノートを見せられる。
適当に読んでいると、何やら話が進み出す。
じゃあデリー観光はキャンセル、返金して、
ジャイプールとアグラまで車で行ってホテルも付いて、
バラナシ、ブッダガヤまでの電車のチケットと、
ブッダガヤからデリーまでの電車のチケットがあればいい感じかな？
じゃあ23000ルピーでいいよ！(当時のレートで39100円ほど)
って、めっちゃ具体的に話が進んでる！
しかし、２週間という限られた時間の中で行きたい所に全部行けるかと言われたら自信はない。
ここで恐ろしいのは物価がまるでわからない、という所。
朝のホテルでも100ルピー渡して水を２本買ったんですが、通常２本で40ルピーです。
要はいくらぼったくられてるかすら分からない、ということ。
そんな状態で高額なツアーとか組んじゃダメ！
これはどうすっかなーと。
そこで思い付きますぺかるさん。
帰りの飛行機の便を変更したいから、
デリーのHISに連れてってくれ！
と。
日本のHISのデリー支店、ここでおんなじぐらいのツアー組んでみて、値段出してみれば適正価格かわかるんじゃね？と。
とりあえずボスにHIS！HIS！と連呼して、なんとか連れてってもらえることに。
デリーの中でも悪名高いコンノートプレイス。
その裏通りのでこぼこ道を進んだ先の２階にHISデリー支店はあります。
なにこの裏通り。
怪しすぎやろ。
とにかくそこで単刀直入に聞いてみる。
「これこれこういう事情で、こんな感じのツアーなんだけどHISでやったらいくらになる？」
完全にスタッフ困り顔です。
しばらく電卓を叩くスタッフ。
「ざっとですが、うちでやると28000ルピーぐらいになると思います。」
あれ？悪徳業者の方が安くね？
そしてダメ押し。
「今の時期は電車のチケットも取りづらいので、旅慣れていないのならツアーで行くのもいいと思います。」
チケットが取れないのは本当。
でも外人専用窓口の存在を知ってる今は鼻で笑っちゃうけど。
とりあえず、
HISより安い
電車のチケットはやはり取りづらい
それなら…契約しちゃう？
という事でめでたく成約！
事務所に戻って、そしてそのまま怪しげなKPとの珍道中が始まるのです。
彼はいい奴に見えてやっぱり…
次回はジャイプール編の更新です。
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