2016年7月4日月曜日

アムリトサルの黄金寺院を求めて…の巻。

スィク教ってみなさん知ってます?

スィク教の聖地、アムリトサルに行ってきました。
私がスィク教について知ってたのは、
みんなの持ってるインドの人達のイメージと一緒の、
ターバン
ひげ
白っぽい服
を全員装備してるってことぐらい。
そんな未知の領域に新参者が行っていいんでしょうか?
謎と不安と砂埃と黄金の旅が今、始まる…!


7:20発アムリトサル行きの列車。
距離で言えば始発のデリーから450キロほど。
なのにお値段720ルピー。
ちょっと、いくら冷房付きの列車だからって高くないですか?
と思ったら、来ました。

ご飯つき列車きたー!!!
ご飯の他にも新聞やチャイ、お菓子も付いてこのお値段!
まあ朝ご飯食べてなかったからいいものの、
ご飯食べてたらすこぶる高いよね。
ベジとノンベジが選べるけど、
ノンベジのオムレツの方が好きかな~。
味はどちらも美味しいのでご安心を。



14:00頃アムリトサル駅到着。
列車を降りると熱気。
デリーほどじゃないな。と、ガッツポーズ。
そしてそのまま黄金寺院を目指します。
リキシャのおっちゃんの激しめの客引きが何故か心地いい。
ネパールにはなかったもんなあ。と、感慨にふける始末。
インドに毒されてるなあ。



てくてく砂埃まみれの道を歩いてたら
街を歩く象にもびっくりだけど、
お兄さんの顔の方がびっくりだよ!
そんなカッ!て、宇宙人でも居たんですかね。



はい、とーーーーちゃーく。
途中仲良くなったインド人に案内されて到着。
アムリトサルの人はみんな優しい。
この、水をバシャーってやるやつ大好き。
ええ、おっちゃんに代わって仕事してます。
そろそろ髪切りたいなあ。
人目につかない草むらで何か混ぜてるおっさん達。
結局なんだったんだろ?
しっかりお布施は要求されます。
でもみんな写真好きでお茶目か。



黄金寺院の周りはインドで見たことないぐらい綺麗に整備されてます。
遊歩道と芝生、生け垣も綺麗に揃えられてます。
とりあえずぐるりと巡ると怪しいおっさん達に会えるかも!
散歩にオススメですよ~


そんなこんなでいよいよ黄金寺院へ。
まずは靴を預けます。
受け取り札は何て書いてあるかさっぱりだけど、
無くさないようにね。
あと入るときに頭を布で隠します。
ターバンがいいけど、タオルで巻いてもおっけ。
そんで足を清めます。
日本の手を清めるのと似てますね。
場所によってはぬるぬるしてますけど。
うん、清まってる。
そうして立派な門から入ると、

お…黄金寺院…!
正直寺院の素晴らしさよりもね、
人の多さと、彼らの祈りに圧倒されました。
スィク教の聖地、アムリトサル。
一生に一度は聖地に巡礼に行きたい、と、
はるか遠くから巡礼に来て祈る姿。
それが何千人、何万人単位です。
彼らの教典も、教えも良くはわからないけど、
ここの水辺(不死の池)で座っているだけで何か荘厳な気持ちになります。


絶え間なく響く生演奏の歌声。
祈るスィク教の人々。
水に反射して輝く本殿。


ぐぐゅゅゅゅ~。


うん、お腹すいたよね。
って事で!
アムリトサル黄金寺院、オススメグルメはこちら!
ダンディな門番のおっちゃんは大体フレンドリー。
この先に黄金寺院の食堂があって、
お皿をもらって広いホールに座ります。
そうすると係の人がお皿に食べ物をよそってくれます。

おかわりもできるし、味も美味しい。
そして聖地を巡礼に来た人の為の食事。
無料です。
一日で10万食ぐらい出るそうです。
24時間無料です。
ちゃんとお布施はしましょうね。



みんなでひたすら玉ねぎ剥いたり、
お皿をガンガン洗ったりしてます。
スィク教でもなんでもない私のご飯も、
嫌な顔一つせず、当たり前のようによそってくれます。
これは是非、体験してもらいたい。
500人ぐらいが入れるホールが何個もあって、
その中でインド人も外国人も他宗教の人もみんなまぜこぜで普通にご飯食べてる。
すごく楽しい体験でした。


アムリトサルには巡礼宿と言うものがありまして、
外国人専用のもあります。
 ここ入って、
 ここのドア開けて、
中はこんな感じ。
料金はやっぱりお布施です。
欧米の人が多いかな、アジア系は少なめ。
あと聖地では
コーラがバカ安です。
一本約8円ぐらい。
通常24円ぐらいなので、聖地価格だと思われます。
偉大だわ、聖地。


さて、こんな日々を過ごしてました私。
翌日はまさかの急展開、何故かあの国との国境まで行ってしまいます。
そいじゃば、また明日~



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