2016年6月12日日曜日

世界の車窓から~グームからダージリンに向けて~の巻。

てれってってってーててーてーてー
たーららったー
どうも、ダージリンの石丸謙二郎こと私ぺかるです。
1ミリも電車に乗ってないけど、ダージリンヒマラヤ鉄道の車窓から。
始まるよ!


まずは宿からグームまでの道のりを乗り合いジープに乗って向かいます。
約5キロ程の道のりを行く途中、鉄道の線路が道なりにずーっと続いています。
あ、相変わらず定員オーバーの車内でしたので写真はありません。心の目でどうぞ。
柔らかなBGMがどこからともなく聞こえてくる…ような気がしてきますねえ。
約10分程で到着したのがここ、グーム駅です。


電車を待つ人、買い物に行く人。
霧がなければここが2000メートルの高地だと言うことを忘れてしまいそうな活気です。
グーム駅を散策しているとグーム博物館を発見。
駅の二階が博物館で無料で入れます。


博物館にはダージリンヒマラヤ鉄道の歴史、主に工事風景の写真や当時使っていた道具等の展示があります。
ダージリン駅とグーム駅の開業は1891年。
125年前です。なんということでしょう。
ダージリンヒマラヤ鉄道は当時の蒸気機関を未だに使っている事で歴史的な価値も高い鉄道と言えそうです。
真面目な展示の片隅に
グーム君(仮)です。
ゆるキャラかな?なんにしてもグッズの一つも売ってない斬新さ。
見れば見るほど突っ込みたくなりますね。


グーム君に別れを告げて、ここから線路をひたすら歩きます。
まあ5キロなので散歩にいいコースだと思います。
車に牽かれそうになるけどね。
世界の車窓を見る為にはタフさが大事。
グーム駅から10分程のゴンパに寄り道。
チベット仏教のお寺ですね。
中の装飾とかは見事としか言えない精巧さ。
あとハイジみたいななっがーい笛もありました。
近くまで来たらぜひ来てください。


あ、ここで言う線路を歩くって言うのは、
文字通り線路の上を歩いてます。
車多くて危ないんですよ。
線路沿いに色々売ってて面白いです。
おばちゃんの布に一目惚れ。
しかし800ルピーとか無茶苦茶言い出す。
久しぶりに値切り魂に火がつきます。


ぺ  おばちゃん高いよ高い!
お  じゃあ500ルピー!


一気に300下がるってどれだけ観光客価格だよ!って突っ込みながら、ダージリンの街だと200ルピーぐらいと見積もる。


ぺ  500なんて高いよー無理だよー金ないよー
お  じゃあ400ルピー!これ以上は無理!


ここからが勝負。


ぺ  今日使えるお金があと200ルピーだけなんだよ、だから買えないわ、ごめんね。
お  じゃあ300ルピー!
ぺ  300使ったら今日の晩ごはん食べられなくなるよ。


まわりのおばちゃん達と相談し始める。


お  250でいいよ!持ってけ!
ぺ  俺の晩ごはん食えなくなるから…


ここで一度退散してまたしれっと行くと
お  200ルピーでいいよ!
と言うわけでげっと!
バックパックの容量が本気で心配になってきました。



もうひとつゴンパにおじゃましてます。
この鐘みたいなのは鐘じゃなくて、
ぐるーっと横に一回転させると、
刻んであるマントラを唱えたのと同じ意味があるそうです。
何故かインド人に聞かれて説明した無宗教の私です。
チベット系の人が多いダージリン、日本人に似た感じの人も多いので、チベット仏教の人と間違えられたのかな?


更に線路を進むと、今日の世界の車窓からのメイン、バタシアループが見えてきましたよ。
急勾配が多いダージリンヒマラヤ鉄道。
ループして急勾配を登る場所も多く、ここバタシアループは景観も良い事で知られています。
公園として整備されており、まるでヨーロッパのような雰囲気。
そこに蒸気を上げながら来てくれました。
絵になりますなあ。
乗るより見る方が好きかな、やっぱ。


バタシアループはダージリンに向かう最後のループだからなのか、モニュメントがあります。
今造ろうとしても絶対に難工事になるだろうに、
125年前の人たちの苦労や辛さは相当なものだったんだろうなあ。
ただ乗るだけじゃない、こんなダージリンヒマラヤ鉄道の車窓から。
割とオススメですよ。


さて、明日はいよいよダージリンを出発です。
おいしくって、涼しくて、いい街ダージリン。
あまりインドっぽくないので、インド苦手な方も割とオススメですよー。
明日はスィリグリーまで戻ったあとは、
陸路でネパール向かいます。
カトマンズまでのバスが15時間とかやばいとか色々聞きますけど、とりあえずいってきま!
ほいじゃばね~


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