はい、てなわけでどーーーーーーもーーーーー!
チェンナイ、気がつけば心の中はチェンナイ、ぺかるでございます。
18日の夜にホスペット発バンガロール行きの夜行バスに乗りました、が。
雨。
夜の10時頃から土砂降りの雨。
なんか雷まで鳴るぐらいの雨。
11時発のバスが到着しないぐらいの雨。
まあ、どうせバスにはエアコン付いてないだろうから、涼しくていいかな、と。
思ってたらまさかのエアコン付き寝台バス襲来。
あわててパーカーとシーツを取り出す私。
インドのエアコンってもれなく最強でかけてあるんですよ。
電車もレストランも、エアコンは超高級品なので、もう遠慮なく冷やしちまえ!な感じなんですね、多分。
しかも雨で気温が下がっている中、エアコン最強でかけたら…もう車内は冬です。
早くも後悔しながら車内へ。
今回は寝台バスなので、完全にフラットに横になれるシートのバスです。
高速バスのシートがベッドになったと思えば早いんですが、効率を考えて2段ベッドになってます。
そして理解に苦しむのが1+2列の謎構造。
シングルサイズの寝台が1列あって、
通路を挟んでダブルベッドサイズの列が並んでいます。
まあ、カップルとか家族とかなら別にいいかなと思いきや、
全く知らない同士がダブルベッドで一緒に寝るのがインドクォリティ。
盗難も多いみたいなので乗る方は気をつけてください。
約1時間遅れで出発。
電車に比べて揺れる揺れる、そして急ブレーキ。
進行方向が見えない分、ドキドキが止まらないぜ!もはやアトラクション。
インドにしてはマイルドな冷房で、ぱっと気がつくとバンガロール到着。
バス、意外にいいんじゃない?
思ったよりも快適で、トイレがない事を除けば割と大丈夫そう。
しっかり寝れたから、こりゃもうバンガロール探索やで!
バンガロールの駅前のバスターミナルのバスの数がすごくてびっくり。
バンガロールはインド有数のIT都市として名高い街です。
道行くビジネスマンも、なんかちょっとオシャレな人が多い…気がする。
そんな中、お腹が空いてきたので
プーリーとチャイ、水のペットボトルを注文。
バンガロール価格90ルピー。
ハンピのレストランの後だとめちゃくちゃ安く感じる。
バンガロールの街の写真がこれしかない。
今の時期、電車のチケットとかすごく取りづらいので、少し手数料がかかっても旅行代理店に頼む事に。
早めに予約取れたら
ケンタッキーとかマックで時間を潰そうとニヤニヤしてたので。
代理店Aに。
ぺ チェンナイ行きの電車のチケットある?
A ちょい待ち…今日のは埋まってるわ!バスならあるで!1000ルピー!
ぺ 1000?高い高い!他のチケットかまけてくれないと無理!
A ちょい待ち…
電話すること5分
A 1150ルピーでどうだ?
ぺ 耳に塩辛詰めんぞ!
気を取り直してB店に
ぺ 今日のチェンナイ行きの電車かバスのチケットあるー?
B 何故か外を指し示す。
ぺ ??
B そこのバス、今からチェンナイ行くよ。
ぺ 今から!?
とりあえずバスの人に聞いてみる。
いくら?
450ルピー!
これは…思ったよりも安い、安いぞ!
でも日中のバス移動、エアコンないとな〜と思ったら
エアコン付いてるよ!
まじか!
さようならバンガロール。
さようなら、ケンタッキーとマクドナルド。
まさかの滞在時間2時間で次の街、チェンナイへ。
車内のエアコンはすこぶる快適で、外気温35度オーバーというのを忘れさせてくれる。
バスのおっちゃんは
6アワーで着くよ!マイフレンド!
って言ってたけど、地球の歩き方には
8時間って書いてあるんだけどな〜、まいっか。と思ってたらやっぱり8時間。
よくあるよくある。
このバスは普通の高速バスみたいな感じ。
バスを降りると既に5時過ぎ。
あら、日暮れまでには宿探さないと。
とりあえずバスターミナルから安宿の多いエグモア地区までオートリキシャで行こうと交渉するものの、
300ルピーだ!
300ルピーじゃないとみんな連れてってくれないよ!
の、嵐。
みんな300って事は適正価格は高くて150ルピーだな、って事で交渉開始。
いくら?
リキシャA 300!
リキシャB 250!
リキシャC 150
リキシャAとBの顔が「おい、空気読めよ」みたいな感じになってる横で颯爽とリキシャCに乗り込む。
めっちゃ寡黙なリキシャーメン。
他の車とか歩行者に道を譲る安全運転リキシャーメン。
こんな運転手がインドに居たなんて…
最後は駅の正面入り口に颯爽と横付け。
なんてかっこよさ。
少なくて悪いけど、って10ルピーチップで渡しちゃったよ。
そして安宿探し。
地球の歩き方にある宿は軒並み
高い
ボロい
カビ臭い
Wi-Fiない
の四重苦だったので却下。
しかし空が暗い、やばい。
なので最後の手段。
そこらのリキシャのおっちゃんに
とても安くてWi-Fiが付いてる宿探してるんだけど知らない?
過去の経験から一番避けたかった手段。
ちなみにリキシャのおっちゃんは宿を紹介すると宿からリベート貰えるんですが、
デリー市内だと怪しい旅行代理店とかに連れてかれるから気をつけてね。
見るからに怪しそうなリキシャのおっちゃんは
「わかった、まかせろ!」
と言ってリキシャで5分の宿に。
400ルピーでWi-Fiつき、部屋はボロいけど他のとこより安くてWi-Fiあるからいいや、と。
とりあえず宿は決定。
次は腹ごしらえ。
そしてついにやっちゃいました。
インドでカレーパン。
日本の方が美味しいな〜やっぱり。
宿の近くにごはんスポットが皆無だったので、
目についた中級ホテルのレストランへ。
しかし値段がべらぼうに高い。
ミネラルウォーターが60ルピーって、そこらの店だと20ルピーだからね。
で、メニュー見ながら悩んでいると
「地下にバーもありますよ」
ってお姉さん言ってる。
インドでバーか…
はい、かんぱーい!
ビール240ルピーって割と高いけど、まあいっか。
あ、おつまみついて240ルピー!
これなら納得。結構お腹いっぱい。
インド人のビジネスマンと色々片言の英語と日本話で話しをしつつ、
テレビのクリケットの試合を見ながらビールを飲む。
なにここ、インドなの?
つい昨日までエアコンなんてなかったハンピ村から来て、オシャレなバーでビール飲んでるよ…
でもハンピの宿のおっさんも多分今このクリケットの試合みてて、
今頃寝落ちしてじいちゃんに起きろ!って言われてる頃かな、って考えたらなんかクスッときた。
ストロングビール一本でお腹いっぱい。
もう帰って寝ようと歩いてたら、
チェンナイの街を照らす満月。
それより砂埃がやばいですけどね、いい月でしたよ。
それじゃ今日はチケット取りに闘ってきまーす。
コルカタまで28時間ぐらい電車に揺られるみたいなので、途中で一回降りようか迷い中です。
ほいじゃばね〜
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