2019年1月5日土曜日

鳥気分と鳥貴族と越冬とビールの関係性を考えつつ海外転出届を出してみたよ!の巻。

私、時々思うんです。








前世は鳥だったんじゃないかって。
大きな翼をはためかせ、目指すは新天地。
あ、越冬する前に栄養補給もしないとね。








ヒャッハー!!飯だ飯だ!!
いや、もっとだ!もっとオラの翼に元気をおくれ!








ああ、鳥ってまったく最高かよ。
高まる新天地への想いをビールとともに。
今回はそんな鳥気分で鳥貴族を目指したら本気で飛べなくなりそうになったお話。
舞台は2018年の年末、12月の27日から始まり始まり。





皆様は2018年はどんな1年だったでしょうか?
泣いても笑ってもあと数日で年が終わってしまう師走の終盤。
私は中国は武漢から成田行きの飛行機に乗っておりました。
お仕事で中国に滞在していたので、航空会社は



ANA



値段重視のバックパッカー達がまず使わないであろう航空会社様です。ロゴが輝いてて直視できない。
2018年のトータルで140日ちょっと中国に滞在してまして、もうそろそろいいかな、と。
そこで旅人仲間からの情報で、
「仕事辞めるなら年内に辞めて住所を抜くといいよ。
そしたら来年の税金かかんないよ。



はて、なんのこっちゃ。
色々聞いて調べて問い合わせしたところ、



◎住民税(市、県民税)は1月1日に住所がある所にかかる税金。
◎なので年内に海外転出届を出して出国すれば翌年の住民税はかからない。
◎健康保険は脱退、年金は任意(カラ期間には参入)なので、お金がかからない。


ふうん、つまり最高ってことか。



しかしデメリットもあって、
◎健康保険に入れない。
◎年金は任意でかけられるが、未納の場合はカラ期間で計算(もらえる年金が少なくなる)
◎概ね1年以上の海外転出の予定で出せる物なので、1年以内に住民票を戻すと住民税が請求されるパターンがあるらしい。



なにそれ、超こわい。
まあでも一時帰国は認められてるし、住民票だけ入れなければ問題なさそうだし、いけそうかな。
よーし、帰国したら役所にゴーゴーゴゴゴーゴゴー!




あれ?そういや役所っていつまでやってるっけ?
帰国便が12月27日。
恐る恐る新潟市役所のホームページを見てみると、
12月28日までやってるよ!
よっしゃ、御用納めの日に海外転出届を出しに行くプランで決定!!




そうして27日は飲んだくれ栄養補給をし、
そのまま寝ないで新幹線の始発へ。
東京から新潟までの新幹線がえきねっとの特割35だと6900円ぐらいでほぼ高速バスと変わらず。
指定席で便指定だから乗り遅れたらアレだけど、日付が決まってるなら激しくおすすめです。




そしてはるばる来たぜ!














NISHIKU!
このハイテクな区役所でドラマが生まれるッ!
年末で混んでるかと思いきや、全然混んでない。
とりあえず








普通に転出届の紙を書きます。
ここの転出先の住所は決まっていれば書けばいいけど、
国名だけでもオッケーです。
でも、でもね。
ここに書いたデータは見たことないけど戸籍に書き込まれてるらしいのね。




ぺかるさん 12月28日で◎◎◎へ転出。




みたいなね。
私悩みました。
行くであろう国で一番インパクトがある国で、
なんか戸籍取ったらなにこれ!ってなりそうな国。
うーん。じゃあ、ここでいっか。





ぺかるさん 12月28日付けでキューバへ転出。





私は今やキューバの民。
まだ足も踏み入れてないけど戸籍上はキューバの民。
そしておめでとうございます。
この時点で住所不定無職です。
みんな!こんな大人になっちゃダメだよ!




手続きは15分ほどで終わり、窓口の人の
「いってらっしゃい」
の言葉が背中に突き刺さる。
また住所を戻すその時には
「おかえりなさい」
と迎えてくれるのだろう。
越冬してまたここに戻ることがあるのなら、
またこの窓口で手続きをしようと思った、渡り鳥の師走。
それじゃ、いってきます。
次回、出国のミラクルは時空を超える。
鉄の翼を押さえて止めて!
お楽しみに。ほいじゃばね〜





〜海外転出届検討中の皆様へ〜
基本的に出国の二週間ほど前から手続きが可能の様ですが、
厳密に出国の日付を確認したりチケットと照らし合わせたり、といった事はないので、出来る限り早めに手続きすることをオススメします。
私みたいに御用納めの日に間に合わない=年明け手続き、になってしまうと住民税がかかってきますのでメリットが薄くなってしまいます。
また、1月の1日に住所がなければ住民税がかからないので、1月の2日出発で1年ほど海外に行く方はもう少し前に出発した方がお得です。



また、各自治体により必要な書類にかなりばらつきがあるみたいなので、
事前に電話かメールで必要な物を問い合わせた方が無難です。
私の場合、退職してすぐの申請だった為、
◎退職証明書が必要かどうか
◎納税管理人の申請が必要かどうか
◎保険証の返納の証明等は必要なのか
等を割としつこく聞きました。
対応して下さった西区の担当さんには感謝しかありません。
私の場合は退職証明は必要なく、納税管理人も未払いや滞納がなければ必要ないそうです。
もし納税管理人が必要な場合でも、申請は後日郵送で可能な様なので、当日必要になるというパターンは少なそうです。



保険証を会社に返納した後で国民健康保険に入る場合は「資格喪失連絡票」というのが必要になるそうです。
会社にそのまま保険証を返納する形であれば証明は特に必要はないそう。



必要な持ち物は
身分証明書
マイナンバーカード(もしくは通知書)
国民健康保険(持っていれば)
印鑑手帳(持っていれば)



私の場合、印鑑手帳は持って行かなかったのですが、
海外転出届を出した時点で無効になるそうです。
無くても手続きはできましたので参考までに。
あとは転出先の国の名前ですが、
帰国してから行ってねえじゃんここ!
って言われても嫌なので、一応行く予定の国にしました。
ほんとはマダガスカルとかにしたかったんだけどな〜ちぇ。
あと、出国の際にスタンプを押さない空港がある(成田とか)ので、年内出国の証拠としてスタンプは必ずもらいましょう。
とりあえずこんなところかな?
まあ、ご利用は計画的に。あくまで自己責任でお願いしますね。
検討中の方はコメントかメッセージ貰えればアドバイスできますのでどぞー!




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